水濡れについて

AttentionWater1200
つまみ細工の一般的な取り扱いにおけるご注意点としまして、“水濡れ・型崩れ”がございます。
本日は水濡れについてです。
型崩れについてはこちら。

まずつまみ細工が水濡れに弱い理由はいくつかございます。

  • 水溶性の接着剤の使用
  • 染色した布やレースなど

一般的なつまみ細工は、でんぷん糊で花びらを付けていきます。また素材も着物の絹を使うのが伝統的ですので、両方とも水にお気をつけ頂く必要がございます。
私の成人式は寒い雨の日だったので、会う大人が口々に「着物は雨には濡れちゃダメよ!」と言っていたことを思い出しますが、和服全般はそうですよね。

Va Plaではでんぷん糊や絹ではなく、ボンドとキュプラという布地を使用しておりますので幾分強くはなっておりますが、やはり水気にはお気をつけ頂きたいです。

数種類のボンド・接着剤を用途に応じて使い分けているものの、メインの花びらを付ける工程では、敢えて濡れてはいけない“水溶性ボンド”を使用しております。
“水濡れOK”タイプの接着剤ももちろんあるのですが、どうしてもしばらく経つと黄ばみが出てきてしまうからです。
もちろん『乾くと透明!』と書いてあるやつなんですけどね。(いろんなメーカーのたくさんの種類を、日々実験しています。)

また布地以外にもレースなど手染めしたものがほとんどですので(写真上)、いい状態を保つためにも、一応濡れない方がいいと思います。

ただ、こう申し上げるとつまみ細工はとても厄介なもののようですが、そんなことはないと思っております。

本物のパールのネックレスは「使用後には柔らかい布で拭いてください。」と言われます。
レザーの靴は、雨の日に履くと、しみになります。
コートやスーツは、洗濯機では洗えません。クリーニングに出してください。
他にもエナメルシューズ、腕時計、カシミアのニット、シルクのスカーフ…。
刺繍やビーズものは、ほつれないように気をつけるものです。

このように、濡れてはいけないもの、お取り扱いに注意なものは、身の回りに結構ございます。
こうやって挙げてみると、ちょっと上質なもの、とっておきのアイテム程、その傾向がありそうですね。

同時に、とは言っても実際のところそこまで気にせずとも大丈夫だったりもしますが、そこは持ち主のさじ加減にお任せ致します。

Va Plaのつまみ細工も、持ち主の方にそんなふうに大切にしていただけるように、一輪一輪丁寧に制作したいと思います。

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